ブータン写真アーカイブス
京都大学学士山岳会(Academic Alpine Club of Kyoto, 略称AACK)は、
岳都・松本「山岳フォーラム2015」の一環として開催中の写真展、『ブータンの山と文化(主催:リーディングプログラム「京都大学霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院」)』に
共催しています。このたびAACK会員で写真家の小林尚礼氏のご好意で、同写真展用の写真25点をご提供いただきました。
ぜひ会場まで足をお運びいただければ幸甚でございます。
写真展『ブータンの山と文化』の詳細については、こちら(http://www.wildlife-science.org/yama/)のページをご覧ください。
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/A1.jpg)
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/A2.jpg)
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/A3.jpg)
A ジョモ・クンカル: (ブータン東部・タシガン県・メラック村)
女神の宿る山ジョモ・クンカル(「ジョモの宮殿」の意、標高4500m)。1年に 1度頂上参拝をする。険しい岩山の直下は、氷河湖が点在する草原となってい る。まるで高山の楽園のようだ。山岳民族ブロクパは、女神アマ・ジョモ(母なるジョモ)に導かれて、寒冷なチベットから緑豊かなこの地へ移住したという伝 説をもつ。2012年撮影。
女神の宿る山ジョモ・クンカル(「ジョモの宮殿」の意、標高4500m)。1年に 1度頂上参拝をする。険しい岩山の直下は、氷河湖が点在する草原となってい る。まるで高山の楽園のようだ。山岳民族ブロクパは、女神アマ・ジョモ(母なるジョモ)に導かれて、寒冷なチベットから緑豊かなこの地へ移住したという伝 説をもつ。2012年撮影。
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/B1.jpg)
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/B2.jpg)
B ダンリン・ツォ: (ブータン東部・タシガン県・カリン村)
女神の弟の神ダンリンが造ったとされる湖ダンリン・ツォ(標高3500m)。 ツォは湖を意味する。麓の村人とともにチベット仏教の僧が年に1度湖へ上がり、乾季後の干上がった湖畔で、雨乞いや豊穣などのために儀式をする。 2011~12年撮影。
女神の弟の神ダンリンが造ったとされる湖ダンリン・ツォ(標高3500m)。 ツォは湖を意味する。麓の村人とともにチベット仏教の僧が年に1度湖へ上がり、乾季後の干上がった湖畔で、雨乞いや豊穣などのために儀式をする。 2011~12年撮影。
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/D1.jpg)
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/D2.jpg)
D ツォン・ツォン・マ: (ブータン東部・タシガン県・ポンメ村)
チベットから来た鬼神の宿る山ツォン・ツォン・マ(「高い高い母の山」の 意、標高3900m)。亜熱帯の密林の上に聳える、岩壁の発達した山の頂上へ参拝 する。2012年撮影。
チベットから来た鬼神の宿る山ツォン・ツォン・マ(「高い高い母の山」の 意、標高3900m)。亜熱帯の密林の上に聳える、岩壁の発達した山の頂上へ参拝 する。2012年撮影。
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/E1.jpg)
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/E2.jpg)
E チェン・ラ: (ブータン東部・タシガン県・カンパラ村)
瞑想修行の地として名高い仏の山チェン・ラ(「最も高い山」の意、標高 4000m)。日本の東北の穏やかな山のような山容で、山頂付近は草原と高山植物 に覆われている。多くの巨岩にはさまざまな神話があり、女神アマ・ジョモもこ の山を訪れている。仏の山と鬼神の山では、山の雰囲気が大きく違う。2012年撮影。
瞑想修行の地として名高い仏の山チェン・ラ(「最も高い山」の意、標高 4000m)。日本の東北の穏やかな山のような山容で、山頂付近は草原と高山植物 に覆われている。多くの巨岩にはさまざまな神話があり、女神アマ・ジョモもこ の山を訪れている。仏の山と鬼神の山では、山の雰囲気が大きく違う。2012年撮影。
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/F1.jpg)
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/F2.jpg)
F メメ・ララン: (ブータン東部・タシガン県・ポンメ村)
荒ぶる女神アマ・ジョモを、仏教に帰依させたとする高僧が瞑想した山。ララ ンが山の名だが、親しみをこめてメメ(お爺さん)を冠されている。断崖にさま ざまな聖なる場所があり、人々は命がけで巡礼する。2012年撮影。
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/G1.jpg)
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/G2.jpg)
G プクパ(1)、チャプ・シュクパ(2): (ブータン東部・タシガン県・サ クテン村)
森の中の巨岩・奇岩をご神体とする聖地。チベット仏教ニンマ派の開祖グル・ リンポチェに関係する。2012年撮影。
森の中の巨岩・奇岩をご神体とする聖地。チベット仏教ニンマ派の開祖グル・ リンポチェに関係する。2012年撮影。
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/H1.jpg)
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/H2.jpg)
H 西部パロ県のタクツァン(「トラのねぐら)の意」。大岩壁の寺。
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/I1.jpg)
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/I2.jpg)
I 東部モンガル県のラルジャプ(「山の向こう側」の意)。山奥にある瞑想修 行の地。
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/J1.jpg)
J 中部ブムタン県のメンバル・ツォ(「炎が燃える湖」の意)。峡谷の深い淵。
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/K1.jpg)
K1 森に覆われたバルション・ラカン(寺) (タシガン県カリン地区)
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/L1.jpg)
L1 伝説が残る仏塔ジャロカルション・チョルテン (タシガン県ウゾロン地区)
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/P1.jpg)
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/P2.jpg)
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/P3.jpg)
P ドチュ・ラ峠からヒマラヤ遠望
P1 京都大学山岳部が初登頂したマサ・コン峰(6800m)
P2 世界最高の未踏峰ガンカー・プンスム峰(7570m)
P3 ドチュ・ラ峠からマサ・コンとガンカー・プンスムを望む
P1 京都大学山岳部が初登頂したマサ・コン峰(6800m)
P2 世界最高の未踏峰ガンカー・プンスム峰(7570m)
P3 ドチュ・ラ峠からマサ・コンとガンカー・プンスムを望む
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/Q1.jpg)
![](/imgs/bhutan-photo-exhibit-2015/Q2.jpg)
Q トゥムシン・ラ峠からヒマラヤ遠望
Q1 トゥムシン・ラ峠から望むヒマラヤの峰々、手前下はチベット仏教の祈りの 旗ルンタ
Q2 トゥムシン・ラ峠から望むヒマラヤの峰々
Q1 トゥムシン・ラ峠から望むヒマラヤの峰々、手前下はチベット仏教の祈りの 旗ルンタ
Q2 トゥムシン・ラ峠から望むヒマラヤの峰々