差出人: Takao F Makko
送信日時: 2001年2月25日日曜日 23:44
宛先: Undisclosed-Recipient:;;;;
件名: 浅間山山スキー報告
浅間山は深田さんの日本100名山の一つでもある富士山と並ぶ独立峰で、登りたい山の一つであったが、
今まで登山禁止のために全く近づいていなかった。
今回山スキーで登頂を狙いに行った。2年越しの計画であったが、以外に記録が出ていて、今回も山スキーで登っている人が他に4人いた。
2月25日(日)
メンバー:高尾、加藤
コースタイム:峰の茶屋7:10−外輪山11:00−浅間白根車道13:00−峰の茶屋14:00
24日の夜に東京を車で出発。24日は雨で峰の茶屋付近でも雨だったらしくカチンコチンになっていた。
駐車場には山スキーの車が一台止まっていた。
25日は冬型で下は晴れているが、浅間は雲の中。先行パーティーが4人で赤旗を持ってシールで登っていった。
しばらくしてから我々も出発。寒くて風が強い。雪が舞っている。小浅間山への夏道どうしにうっとうしい樹林の中をシールで登った。
小浅間山のコルを越えてしばらく行くと樹林から出る。
所々石が出ている緩い雪の大斜面をクトーをつけて登った。
風が強く、視界は時々しか効かない。クトーがやっと食い込む非常に堅い雪であった。
チタン製のクトーは問題ないが、私のアルミのクトーは簡単に曲がってしまった。
しばらく上がると、少し堅さがましになった。昨日の雨が雪の高さまで登ったためであろう。
途中で硫黄臭くなってきたが、風が強いので断続的だった。
4人パーティーは2200m付近で引き返した。
我々は外輪山の2450mまで登った。風が強く軽い顔面凍傷になった。
最後の登りは石がかなり出ていたので最後の最後はスキーを外して上がった。
 
外輪山頂からは滑れないのでスキーを持って少し下ってから滑降した。
石が出ているので、慎重に選んで下る。雪は堅いがエッジは食い込み問題ない。
天気は次第に視界が開けてきた。そこで、途中から尾根を北に外れて雪の大斜面に飛び込んだ。
そこは山スキー天国のようなところだった。新雪が所々あり、傾斜も適度な大斜面となっていた。
石も出ておらず、自由自在に滑れた。
小浅間の北側の疎林を滑り、浅間白根火山有料道路に出た。
車道を歩いて峰の茶屋に戻った。
なお、有料道路は車専用で歩いていると怒らえます。
 
最後に落ちがありました車のバッテリーが完全に上がってしまい、JAFを呼ぶ羽目になりました。
高尾文雄
hutte.rv@topaz.ocn.ne.jp
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