山本一夫・高村真司両君にご支援いただいた皆様

拝啓 時下ますますご清祥の段、大慶に存じます。
さて、かねてよりご支援いただいてきました山本一夫、高村真司両君の大日岳遭難事件について、富山地方検察庁は去る6月9日、嫌疑不十分により不起訴の処分を決定しました。このことは新聞報道等によって、すでにご承知いただいているものと存じますが、長い間、山本・高村両君に暖かいご支援をいただいた皆様にまずはご報告申し上げ、併せて心からのお礼を申し上げます。
大日岳山頂付近で2000年3月5日に雪庇崩落事故が発生してから早くも4年3ヶ月という年月が経過していますが、山本一夫君は「ご遺族の心中を察すると素直には喜べない」と亡き内藤三恭司、溝上国秀両君に想いを寄せています。
富山地方検察庁の不起訴処分の決定によって、事件は一段落を迎えたといえますが、なお検察審査会への不服申し立て、その結果、場合によっては捜査再開、そして一転起訴という惧れがなくなったわけではありません。今後ともかわらぬご支援を山本・高村両君に賜りますよう衷心よりお願いいたします。

敬具

2004年6月16日

大日岳遭難事件の山本一夫・高村真司両君を支援する会
代表 齋藤 惇生

ご支援ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

山本一夫
高村真司