第2回 「雲南懇話会」 報告

 2005年11月19日(土)東京・市ヶ谷の(独)JICA国際協力総合研修所において、第2回雲南懇話会が、現役の学習院大学山岳部員3名を含む73名の参加を得て開催されました。懇話会には、関西から酒井敏明、笹谷哲也、松林公蔵各会員、そして笹ヶ峰会の上久保達夫会員が参加されました。
懇話会の内容については、AACK Newsletter No.35 でご案内したとおりですが、以下に再掲します。

1 トピックス「崑崙の未踏峰(6,345m)登頂の概要」−2005年8月−  前田 栄三(会員)
2「四川省・レッドメイン峰(6,112m)登頂の記録と麓の風景」     小川 典祐(学習院大学山岳部OB)
3「聖山(梅里雪山)の麓の暮し」−第1回Field Workの報告を含む−  小林 尚礼(会員)、安仁屋 政武(会員)
4「ミャンマ−・カカボラジ峰(5,881m)登山の記録と北部の風景」   古瀬 泰介(一橋大学山岳部OB)
5「ブータン東部の農民の生活」−民間コンサルタントの調査結果から− 三部 信雄(JICA 国際協力専門員)
6「ヒマラヤにおける氷河変動」                   藤田 耕史(名古屋大学大学院環境学研究科助教授)

 引き続き開催された「茶話会」には約40名の方々が参加され、交流を深めました。
その後、様々な感想・ご意見・ご提言などいただいています。この場をお借りしてお礼を申し上げ、次回以降に反映させていきたいと思います。ありがとうございました。
次回、第3回雲南懇話会は、2006年4月に東京で開催する予定です。詳細が固まりましたら、別途ご案内します。

 第1回Field Work は、安仁屋政武会員をリーダーとして総勢7名が参加(小林尚礼会員が同行)しました。一行は、本年10月23日関空出発、徳欽〜明永村〜雨崩村〜飛来寺を訪問し、11月6日に帰国しました。詳細は、改めて小林会員から報告される予定です。

<文責:前田栄三>

崑崙登山の報告をする前田栄三幹事長
会場全景1 参加者73名が集まった
会場全景2 話しているのは、講評を述べる松林公蔵氏

<写真:小林尚札>